2017年10月27日

「飲めば失明」メタノール…お酒でも少量発生か、飲みすぎ注意

もうすぐ11月ということもあり、冬の足音が日に日に近付いてきていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
冬が近付いているということは、忘年会のシーズンが近付いているともいえます。
忘年会にはアルコールが欠かせません。今回はそんなアルコールによる眼への影響についての記事をご紹介します。

実はアルコールには様々な種類があり、私たちが普段口にするお酒に含まれる「エタノール」や、工業用の溶剤や自動車の燃料などに使われる「メタノール」などが有名です。

今回ご紹介する記事では、上記のうち、飲むと強い毒性のある「メタノール」を誤飲してしまったことで、両眼を失明、あるいは両眼の視力を著しく低下させてしまった方についての紹介と、誤飲してしまったメタノールがどのような作用をして眼に影響を与えたのかについての紹介がされています。

では、なぜ表題には「お酒」とあるのでしょうか。それはなんと、きちんと造られたお酒でも、製造過程で非常に少量ではありますが、毒性の強いメタノールが発生することがあるということが判明しているからなのです。厄介なことにメタノールはエタノールよりも肝臓での分解優先度が低いため、エタノールが分解されている間も残留してしまうということです。

つまり、楽しい酒席だからとつい飲み過ぎてしまうと、エタノールが分解されるのを待っている間にどんどんメタノールが溜まってしまい、最悪の場合、眼に影響を及ぼしてしまう可能性があるのです。

安土桃山時代の茶人、千利休の残した言葉に「一盃(いっぱい)は人、酒を飲み、二盃(にはい)は酒、酒を飲み、三盃(さんばい)は酒、人を飲む。」というものがあります。
飲み始めには量を加減して楽しく飲んでいても、次第に酔った勢いで惰性で飲んでしまい、最後には酒に飲まれてしまうことで正気を失ってしまうから、お酒の飲み過ぎには注意せよ、という意味だそうです。

宴会などの酒席では楽しくてついお酒を飲み過ぎてしまいがちですが、何事も、過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し、適量を守って最初から最後まで楽しいひと時を過ごしたいですね。

メタノールが眼に及ぼす影響についての詳細は下記の記事にて紹介がされています。ぜひご一読ください。
※Yahoo!JAPANニュース内 2017年10月26日(木)の記事「「飲めば失明」メタノール…お酒でも少量発生か、飲みすぎ注意」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171026-00010000-yomidr-sctch
東京/内出
posted by 日本眼科医療センター at 00:00| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする